レッドソックス上原浩治投手(41)が、ヤンキース戦に3番手で登板し、今季初勝利を挙げた。

 2-2の8回、先頭の1番エルズベリーから一ゴロ、空振り三振、左飛と10球で3者凡退に抑え、その裏に味方打線が今季限りでの引退を表明している4番オルティスの2ランで勝ち越した。勝利投手になったのは昨年4月27日のブルージェイズ戦以来。今季はこれで1勝1敗、防御率3・48となった。

 上原は「向こうがエースで、そしてセットアッパーのベタンセスが出てきて勝ったわけですから、大きい勝ちだと思いますけど。最後はちょっと危なかったですけど、打ち損じてくれてよかったです」と話した。