右肘手術からの復活を目指すレンジャーズ・ダルビッシュ有投手が1日(日本時間2日)、2A戦で復帰登板を果たし2回を無失点に抑えた。
ダルビッシュの手術後経過は以下の通り。
◆15年3月5日 オープン戦で右肘内側側副靱帯(じんたい)を損傷した。
◆3月17日 靱帯を再建する「トミー・ジョン手術」を受けた。直前にブログで「生まれ変わってもまたこの靱帯と一緒になりたいです。今までありがとう」などとコメント。
◆7月29日 交際中の元レスリング世界女王、山本聖子さんとの間に第1子となる男児が米国で誕生。
◆8月17日 術後初めての投球練習。約14メートルの距離で25球を投げた。その後は週3日ペースで投球。
◆16年2月9日 オフの間にキャッチボールの距離が約40メートルにまで延び「今でも95マイル投げられそう」など順調な回復ぶり。
◆2月19日 キャンプ初日。リハビリ中の肉体改造で体重が自己最重量の約107キロになり、これまでの衣服が着られないほど体が大きくなったことが明らかに。球速アップへの手応えを聞かれ「(日本ハムの)大谷どころじゃないでしょう」と笑った。
◆2月29日 約1年ぶりに通常の高さのマウンドから投球し「グッド」と自画自賛。
◆4月26日 3度目のフリー打撃登板で、準レギュラー級の延べ10人と対戦。速球で3つの見逃し三振を奪い、周囲から「100マイル出ているんじゃないか」と感嘆の声が上がった。
◆5月1日 2A戦で実戦復帰し2回を無失点に抑えた。