ヤンキース田中将大投手(27)が今季初黒星(3勝)を喫した。6回を投げ7安打2失点(自責1)と粘ったが、打線の援護に恵まれず、またバックのまさかの拙守にも足を引っ張られ3連勝と今季4勝目を逃した。

 4回まで毎回走者を許しながら、変化球中心にのらりくらりと無失点に抑えた。5回1死二塁から好打者のドナルドソンに外角スライダー右前適時打され先制を許した。

 さらに6回、信じられないようなプレーが起こった。無死二塁からスモークを中飛に仕留めたと思われたが、エルズベリーがまさかの落球。無死一、三塁とピンチが広がると次打者の二ゴロ併殺打の間に2点目を失った。

 今季最多の104球を投げ防御率は2・78。3試合連続のクオリティースタートも果たしたが報われなかった。

 ヤンキースはリリーフ陣が失点を重ね0-7で完敗。3連敗で借金4となった。