ヤンキース田中将大投手(27)がツインズ戦に登板し、6回を3失点で5勝目(2敗)を挙げた。

 今季2度目の中6日で15度目の先発マウンドに上がり、立ち上がりは快調だったが3回につかまった。先頭から3連打されて2点を先制され、その裏に打線が同点に追いついたが4回にも1死一、三塁から三塁内野ゴロの間に3点目を奪われた。

 速球のコントロールに苦しみ球数もかさんだが、6回には先頭を中前打で出した後、後続を空振り三振と遊ゴロ併殺打に抑えた。打線がその裏に逆転し4-3と1点リードをもらい6回で降板。95球を投げ7安打、2四球、今季最多タイの7三振、3失点で、速球は最速94マイル(約151キロ)をマークした。

 田中は「(速球の)コントロールがうまくいかなかったことが、今日のピッチングを苦しくした要因だと自分の中では思っています。制球、高さもそうですけど、いろんな要因は自分の中で思い当たるところはありますけど、まあでも、その中でも三振を取れたり、我慢して投球はできたかなと思うんで。自分の強みとしては両方の投球ができるということだと思ってるんで」と話した。