レッドソックス上原浩治投手(41)がヤンキース戦で2連投し、4試合連続で今季6セーブ目を挙げた。

 5-2の9回に3番手で登板。前日とまったく同じ中軸打者3人に対し、先頭の3番ロドリゲスは初球で遊飛、次のマキャンには最速142キロの速球だけで攻め、4球目の内角高めで空振り三振を奪った。最後のテシェイラも2球で簡単に一ゴロに打ち取り、わずか7球で3者凡退。7球中6球が速球だった。

 守護神キンブレルが故障離脱し抑えの座を任されてから、これで4試合連続セーブ成功。今季はここまで38試合に登板し、2勝3敗6セーブ、防御率4・54となった。

 チームは捕手で9番のレオンが3ラン本塁打を含む2安打4打点と活躍し、球宴をはさんで6連勝となった。

 上原は「(マキャンの空振り三振は捕手が)つり球要求してくれて、投げて、うまいこと引っ掛かってくれたかなと。真っすぐはね、いい感じなんで」と話した。