スタメンから外れたマーリンズ・イチロー外野手(42)が、代打で出場し、右翼へ二塁打を放った。

 メジャー通算2998安打として、3000安打まであと2本と迫った。

 3-5と2点を追う7回裏1死一塁から、救援右腕ブロクストンが投げた時速93マイル(約150キロ=球場内表示)の速球をジャストミート。一塁左を破る痛烈な打球を放ち、二塁へ到達した。

 好機を広げたマーリンズはこの回、1点を返し、1点差に詰め寄った。

 その後、イチロー守備には就かず、1打数1安打。

 打率は3割3分5厘。

 鋭い当たりの二塁打について、試合後は「ヒットならそれでいいですよ」と、苦笑しながら振り返った。

 試合は、終盤の追い上げも及ばず、マーリンズが惜敗した。