ドジャース前田健太投手の10勝目はならなかった。
バックの好守に助けられながら、6回まで0を並べる好投を見せたが、3-0とリードした7回、この試合で初めて先頭に出塁を許し、1死一塁から5番カスティーヨに甘く入ったカーブを右中間への適時二塁打を浴び、3-1となったところで降板した。この時点で勝ち投手の権利はあったが、救援投手が連打と押し出し四球で3-3の同点に追いつかれ、白星は消え勝敗は付かなかった。
投球内容は6回1/3を投げ、4安打2失点5三振無四球で、防御率は3・23。
ドジャースは前田降板後に逆転されたが、その裏に一気に5点を奪って再逆転し、9-7で勝った。
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ARI | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | 0 | 0 | 7 |
LAD | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 5 | 1 | X | 9 |
【7回表】マエケン2失点で途中降板
3番ゴールドシュミット チェンジアップを痛打され、遊撃手がライナーでグラブをはじかれる強襲安打。無死一塁
4番ラム チェンジアップで右飛。1死一塁
5番カスティーヨ 甘く入ったカーブを右中間を深々と破られる適時二塁打。1点を失い、1死二塁。ここで監督がマウンドに行き、前田は降板
前田の投球内容は6回1/3を投げ、4安打2失点5三振無四球で、防御率は3・23
2番手に左腕リベラトーレが登板。代打ドルリーに四球を与え1死一、二塁で降板
3番手に右腕ブラントンが登板。7番トーマスに左前にポトリと落とされ、1死満塁。続く8番オーウィングスに適時右前打を打たれ1点差。なおも1死満塁で代打ウイークスに押し出しの四球を与えて3-3の同点となり、前田の10勝目は消えた
ドジャースはこの後、3番ゴールドシュミットに満塁一掃の適時二塁打を浴びるなど、この回7失点で一気に逆転を許した
- 7回途中でマウンドを降りるドジャース前田(AP)
【6回表】マエケン8球で3者凡退
9番ゴドリー(投) スライダーで三ゴロ
1番セグラ カーブで二飛
2番ボーン チェンジアップで空振り三振。ここまで81球
【5回表】マエケン危なげなく3者凡退
※4回裏にトールスの適時二塁打でドジャースが3点目
6番ペラルタ チェンジアップを引っかけて一ゴロ
7番トーマス ツーシームで右飛
8番オーウィングス ツーシームで三ゴロ。三塁手ターナーが好捕。ここまで73球
【4回表】マエケン二塁打浴びるも無失点
2番ボーン ツーシームで二ゴロ
3番ゴールドシュミット 速球で一ゴロ
4番ラム チェンジアップを左翼の頭上を越える左二塁打。好守を連発していたケンドリックが目測を誤ったもよう。2死二塁
5番カスティーヨ ツーシームで空振り三振。ここまで62球
【3回表】マエケン好守に助けられ3者凡退
※2回裏にペダーソンの適時打でドジャースが2点リード
8番オーウィングス ツーシームで二ゴロ
9番ゴドリー(投) スライダーで空振り3球三振
1番セグラ スライダーを左中間への大きな当たり。左翼ケンドリックが背走して追いつく好プレーで左飛。ここまで43球
【2回表】マエケン3者凡退
5番カスティーヨ チェンジアップで三ゴロ
6番ペラルタ 速球で中飛
7番トーマス 高めの速球で空振り三振。ここまで30球
【1回表】マエケン1安打も無失点
- ダイヤモンドバックス戦に先発したドジャース前田(AP)
1番セグラ 外角へのスライダーで空振り三振
2番ボーン 速球で中飛
3番ゴールドシュミット 内角のツーシームを左前打。2死一塁
4番ラム チェンジアップを左翼線へ。左翼ケンドリックがダイビングキャッチで左飛。ここまで12球