侍ジャパンの小久保裕紀監督(44)が10日(日本時間11日)、レッドソックスの本拠地フェンウェイパーク(ボストン)を訪れ、レッドソックス上原浩治投手(41)田沢純一投手(30)ヤンキース田中将大投手(27)と面談した。

 激励と、来年のWBCに向けてのコンディション確認が目的。面談後は各選手の練習を視察した。今後、日本人メジャー全選手と面談していく。

 -視察の目的は

 小久保監督 一番は、選手に直接会って、激励すること。日本の選手はじかにコミュニケーションが取れるが、メジャーの選手はなかなか会えない。まず激励して、選手の状態を。今後、最強メンバーを組むにあたっての準備段階。オフまでに準備したい。

 -本番中、メジャーリーガーの参加はどのタイミングで

 小久保監督 選手の体調によるが、できれば最初からが理想。WBCのルールがあるようなので、しっかり(タイミングを)決めていかないといけない。

 -ブルペンの重要性は

 小久保監督 権藤投手コーチとも話し、そこが一番の重要ポイント、課題。(ブルペンの底上げ、充実は)必要だと思っています。

 -3選手のスタンスを聞いたのか

 小久保監督 そこまでは聞いていない。田沢以外は経験者。オフの使い方、マウンドへの対応など、前回の経験を聞きました。

 -メジャーリーガーを招集した場合、持ち場の変更はあるのか

 小久保監督 考えてない。メジャーに関しては先発は先発。先発、ブルペンの陣容を8人-5人にするのか7人-6人にするのか、決めていく。

 -メジャー球団側との話し合いは

 小久保監督 持つ予定はあります。