マーリンズ・イチロー外野手(42)は急きょ左翼の守備に就いた。

 三塁手のプラードが3回の攻撃で球審の判定に抗議して退場となり、左翼ディートリッチが三塁に回ったため。イチローは打席に2度立ち、5回1死一、二塁で遊ゴロ併殺打、8回無死二塁では左飛と貢献できなかった。

 守備でも大きな見せ場はなかったが、チームは8回、イエリチの2ランと、敵失絡みで逆転。ワイルドカード争いにかろうじて望みをつないだマッティングリー監督は「まだチャンスはある。粘り続けるしかない」と話した。