マーリンズ・イチローがナショナルズ戦で決勝の打点を記録し、チームの勝率5割復帰に貢献した。

 同点の6回1死二、三塁で代打出場。ファウルで粘り6球目の低めスライダーを引っ張り二ゴロ。その間に三塁走者が得点し、打点が付いた。これが今季22打点目。通算760打点となり、日本選手歴代トップの松井秀喜氏の記録に並んだ。DeNA三浦の引退後は、昭和48年生まれで最後の現役日本人選手となるが、まだまだ元気いっぱいだ。マッティングリー監督は「イチはいい仕事をした。あれが我々に必要な打撃だった」と称賛した。(マイアミ=水次祥子)