ヤンキース田中将大投手がメジャー自己最多の14勝目(4敗)を挙げた。6回、99球を投げ4本塁打を含む7安打で4失点も打線の援護に恵まれた。

 1、2回と無失点に抑える快調な立ち上がり。味方打線も大量7点の援護。しかし3回にまさかの出来事が起こった。

 まず先頭打者のウイルソンに左越えソロを被弾。2死を取ったが、3番ロンゴリア、4番ミラー、5番ディッカーソンに3連続本塁打を浴びてしまった。

 すべてソロ本塁打というのが不幸中の幸いだったが7点あったリードは3点に。もちろん1イニング4被弾は初めて。1試合4発も初体験。試合前の時点でリーグトップの防御率2・97は3・07に悪化してしまった。

 それでも防御率を争うホワイトソックスのセールがこの日4回7失点(自責6)と打ち込まれ3・23に。4位のインデアンス・クルーバーは6回1/3を2失点(自責2)で3・11。登板のなかったレッドソックス・ポーセロは3・08で田中がトップの座を守った。