ヤンキース田中将大投手が右前腕部の張りのため、26日(日本時間27日)に予定されていたブルージェイズ戦の先発を回避することが決まった。

 22日のレイズ戦前にジラルディ監督が明らかにした。5日間はボールを使わずに調整し、レギュラーシーズン中に復帰できる見通し。

 田中は21日のレイズ戦に先発し、6回を4失点で勝利投手となった。登板後に違和感を覚え、一夜明けたこの日に磁気共鳴画像装置(MRI)検査を受けた。患部は靱帯(じんたい)ではなく前腕部の手首寄りで症状は軽いという。田中は「全然心配していない。チームにとって大事な時で、こういうふうになってしまうのは悔しい」と話した。

 今季開幕投手を務めた田中は、先発陣の柱として31試合に登板。3年目で自己最多の14勝(4敗)を挙げ、21日時点で防御率3・07でリーグトップにつけている。