ヤンキース田中将大投手(27)が27日(日本時間28日)、右前腕の張りが出てから初めてキャッチボールを行った。

 自身初の4被弾を喫した21日のレイズ戦翌日に張りの症状が出ていることが判明し、その後はボールを握っていなかった。

 この日は、球場入りする前にアーマド球団専属医師の診察でキャッチボール再開の許可を受け、レッドソックス戦前に約10分間、軽いキャッチボール。状態は良く、明日には遠投を行うことを明かした。明日以降に問題がなければ、今季中にもう一度登板する可能性があり、田中自身は「(チームのプレーオフ進出に関して)どういう状況であれ、関係なしに、僕は投げたいです」と話した。

 ジラルディ監督は、田中の登板の可能性について「球団内でまだ話し合っていない」と明言を避けた。