マリナーズ岩隈久志投手は4回途中5失点で降板し、自己最多の17勝目はならなかった。

 1、2回はともに2三振を奪うなど快調な立ち上がりだったが、2-0とリードした3回先頭から3連打されて1点差に迫られ、1死一、二塁から4番デービスに右中間を破る逆転2点二塁打。さらに5番アロンソにも適時二塁打を浴び2-4と2点ビハインドとなった。4回も続投したが、2死二塁から3番ヒーリーに適時中前打を打たれ5点目を奪われたところで降板した。

 投球内容は3回2/3を投げ、9安打5失点1四球5三振で、防御率は4・12。

 チームが7回に7-7と同点に追いついたため黒星は免れ、今季レギュラーシーズンを16勝12敗で終えることになった。

 青木宣親外野手は1番左翼で出場し、5打数2安打1打点で打率は2割8分3厘となった。

 マリナーズは延長10回、8-9で敗れ、プレーオフ進出の望みは断たれた。