カブスが土壇場の大逆転でジャイアンツを6-5で破り、3勝1敗で2年連続5度目の優勝決定シリーズ進出を決めた。

 2-5と3点リードされた9回、安打と死球で無死一、二塁のチャンスを作り、4番ゾブリストが右翼線への適時二塁打でまず1点を返すと、続く代打コントレラスがセンター前へはじき返して2者が生還し同点に追いついた。なおも無死一塁からヘイワードの送りバントは投手正面で二塁は封殺となったが、遊撃手が一塁へ悪送球して1死二塁とチャンスは続いた。ここで7番バエスが中前へ適時打を放って6-5と勝ち越した。1点をリードしたカブスは9回から守護神チャプマンが登板し、3者連続三振の圧巻の投球で勝利をものにした。