米大リーグでイチロー外野手が所属するマーリンズのエースで、9月にボート事故で死亡したホセ・フェルナンデス投手(当時24)の遺体から強いアルコール臭が検出されたと26日、地元紙マイアミ・ヘラルド(電子版)が報じた。

 一緒に乗っていた2人の遺体からも検出され、捜査当局はボート操縦者の飲酒による猛スピードの無謀な操縦の結果、岩に衝突したとみて調べているという。

 フェルナンデスは2013年にメジャーデビューし、12勝6敗で新人王を獲得。将来を嘱望された投手で、事故当日は本拠地での試合が中止となり、球界に衝撃を与えた。