米大リーグの最優秀選手(MVP)が17日に発表され、ナ・リーグはカブスのブライアント内野手、ア・リーグはエンゼルスのトラウト外野手が選ばれた。ブライアントは昨年の最優秀新人で、翌年にMVPを受賞するのは史上4人目。トラウトは2014年以来2度目の選出となった。

 24歳のブライアントは今季、打率2割9分2厘、39本塁打、102打点でチームの中地区制覇に貢献。三塁の他に内外野の複数の守備位置をこなした。

 25歳のトラウトは打率3割1分5厘、29本塁打、100打点。30盗塁はリーグ2位タイだった。

 ナの2位はマーフィー内野手(ナショナルズ)で、3位は今季の最優秀新人、シーガー内野手(ドジャース)。アの2位はベッツ外野手(レッドソックス)、3位はアルテューベ内野手(アストロズ)だった。

 同賞はプレーオフ前に実施される全米野球記者協会の投票で決まる。