レッドソックスFAの上原浩治投手(41)が29日、帰国した。今季でレ軍との2年契約が終了したが、シーズン終盤にはケガで離脱したストッパー・キンブレルに代わって守護神として活躍。メジャーの複数球団と交渉中で「来年のことは、まだ何も決まっていないよ。練習はずっと続けているし、コンディションはいい」と長いフライトの疲れも見せずに笑顔だった。

 シーズン中にはWBCの監督を務める小久保監督とも現地で話している。WBCの参加を要請されたが「現段階ではタイミングが合えば、としか言えない。小久保さんとはラインとかでも連絡できるしね」と所属球団が未定の立場で、出場するかは明言できなかった。「WBCも、自分が出た第1回大会とはレベルが違う。メジャーの選手がたくさん出るようになって、どこの国も強くなっているね」と来年のWBC情報も、気になっているようだ。