米大リーグ、ヤンキースの田中将大投手が30日、あいさつに訪れた古巣プロ野球楽天の本拠地、コボスタ宮城で、来春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)参加へ意欲を示した。

 準決勝で敗退した前回大会の雪辱について「その気持ちはもちろんある」と語った。

 楽天時代は2009年の第2回大会から2大会連続で参加。現状では出場へ向けた具体的な動きはなく「何も進展はない」と話すにとどめた。

 メジャー3年目の今季は14勝4敗で勝ち星や投球回数など多くの項目で自己ベストを更新し「向こう(米国)に行ってから、一番いいシーズンを送ることができたと思う」と振り返る。

 ただし、チームは2年ぶりにプレーオフ進出を逃しており「そういう部分では全然、物足りないシーズンだった」と悔やんだ。