レッドソックスFAの上原浩治投手(41)が11月30日、都内のグラウンドで自主トレを再開させた。前日29日に帰国したばかりだが、米国で続けていたトレーニングを休まなかった。「時差ボケはないよ。アメリカに行くときは時差ボケするけど、不思議と帰ってくるときはないんだよね」。入念なウオーミングアップの後、ランニングと約40メートル間のキャッチボールなど約4時間の練習をこなした。「去年の方がシーズンが終わったのが早かったし、トレーニングを始めたのも早かった」。シーズン終盤に痛めた大胸筋の不安も感じさせないなど、コンディションは良さそうだった。

 レ軍との2年契約が終わり、来季の在籍球団は交渉中。来年3月のWBC出場については「何も考えてない。まずは移籍先が決まってから。1月になるかもしれないし、それから考えるよ」と話した。