解任が報じられたWBCベネズエラ代表のオマー・ビスケル監督(49)の続投が2日、同国の野球連盟から発表された。ビスケル監督はギーエンGMと対立し、頭突きをくらわせるなどしたことが原因で解任されたと伝えられていた。

 地元メディアによれば、タイガースの主砲で3冠王にもなった同国代表のカブレラが仲裁に一役買ったという。同監督は自身のツイッターで「ギーエンと直接会った」と和解したことを報告。2人が肩を組む写真も、現地記者のSNSで公開された。マリナーズのエース右腕ヘルナンデスらがWBC出場をボイコットする声明を出す事態にまで発展したが、問題は決着を迎えたようだ。