日本野球機構(NPB)は21日、来年3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表として、アストロズ青木宣親外野手(34)の参加が決定したと発表した。午後から記者会見を行う。

 日本人大リーガーの出場は、09年WBC以来2大会ぶり。青木自身は、06年、09年に続き、3度目のWBC出場になる。

 前日20日には、侍ジャパンの主力メンバーとなる国内組18人を発表。最終メンバーは28人で、残る10人については、小久保裕紀監督(45)が「MLB所属選手を含めて選考中」とコメントしていた。今後もカブス上原、マーリンズ田沢、ヤンキース田中、ドジャース前田らの動向を見極めながら、選考を続けていくことになる。

 20日に発表されたメンバーは以下の通り。

 【投手】日本ハム大谷翔平、増井浩俊、宮西尚生、巨人菅野智之、楽天則本昂大、ヤクルト秋吉亮、西武牧田和久

 【捕手】日本ハム大野奨太、楽天嶋基宏

 【内野手】日本ハム中田翔、巨人坂本勇人、ヤクルト山田哲人、広島菊池涼介、ソフトバンク松田宣浩

 【外野手】DeNA筒香嘉智、西武秋山翔吾、ソフトバンク内川聖一、広島鈴木誠也