生涯ヤンキースとして活躍し14年で引退したデレク・ジーター氏(42)が、パパラッチ撃退のため市議会を動かした。13日付の複数の米メディアによると、同氏はフロリダ州タンパベイの豪邸を囲うフェンスを市の規定よりも高い244センチにできるよう、市議会から承認を得たという。市の規定では、民家の塀の高さは122センチ以内と決まっており、ジーター氏は豪邸購入時にすでに規定より高い183センチのフェンスで囲っていた。だがパパラッチには効果がなく、再び市議会の許可を得てフェンスをさらに高くし、黒い鉄製シートで覆うことになった。

 同氏の豪邸の周りには、車で乗りつけては写真や動画を撮っていく人が一日中後を絶たず、周辺の庭を荒らし、近所に迷惑をかけることもあったという。それでも市議会を動かすのは、ジーター氏ほどの大物ならではといえそうだ。