ヤンキース田中将大投手(28)が24日、仙台市の岡田小学校を訪問した。

 楽天時代の後輩である則本、辛島、釜田、松井裕とキャッチボールなどで交流。給食も一緒に食べた。

 田中は「皆さんは、これからの日本を支えていく希望。夢に向かって頑張って下さい」とあいさつ。交流後は「ひと言で言えば楽しかったです。自然と笑顔になりました。耳に入ってきたこととして、最近、野球離れがちょっと進んでいると。後は、これから年数が進んでいくと、震災のことを知らない子が増えていく。野球をしたり触れ合ったりすることで、きっかけになればいいかなと思って。イーグルスの後輩、職員の方に協力いただき、良かったと思います」と語った。

 仙台・宮城野区にある岡田小は、11年の東日本大震災でグラウンドが津波で浸った。周囲は米どころだが、田んぼが冠水する塩害で大きなダメージを受けた。