カブスとマイナー契約で再契約した川崎宗則内野手(35)が、同僚となる上原浩治投手(41)を師とする。24日、都内のイベントにゲスト登場。今季はカ軍109年ぶりのワールドシリーズ(WS)連覇がかかる。世界一を決める舞台のハイレベルさを「サイヤ人がスーパーサイヤ人になるようなシリーズ。みんな別人のような打者になる。そこに何事もないかのように出てきて抑えるのは、とんでもないこと。スーパースーパーサイヤ人。浩治さんでなく悟空さんと呼びたい」と、漫画ドラゴンボールに例えて表現。昨季WSはメジャー登録から漏れたが「どうしたらスーパーになれるのか。たくさん学んでプレーにつなげたい」と教えを請う意向だ。

 まずは開幕メジャーが当面の目標。上原とはかつてWBCで共闘した。この日に発表された侍ジャパンメンバーに「プレッシャーやつらさは分かる。正々堂々とプレーしてほしい。それだけ」とエールを送った。【鎌田良美】