カブス上原の日米通算19年目、メジャー9年目がスタートした。

 バッテリー組キャンプ初日からブルペン入りし、速球、スプリットを41球。新天地ながらも、余裕たっぷりに練習メニューを消化した。カ軍としては連覇、上原にとってはレッドソックス時代の13年以来となる世界一が目標。「勝った喜びはすごい。世界一になった人にしか分からない」と抱負を語る一方で「オープン戦に合わせるつもりはない。シーズンの頭に合わせます」と、ベテランらしく独自のペースで仕上げていく考えを明かした。(メサ=四竈衛)