マーリンズの買収に関与しているとされていたトランプ大統領の娘婿ジャレッド・クシュナー大統領上級顧問(36)の一族は、球団オーナーのロリア氏が米フランス大使の候補に挙がっていると一部で報じられたことを受け「事実なら事態を複雑化する懸念があり、買収は見送る」と声明を発表した。AP通信が16日に伝えた。

 クシュナー一族は今回の声明で初めて関与の事実を認めた。大リーグ機構のマンフレッド・コミッショナーは「機構は過程にはほとんど関与していない。球団の譲渡を承認するだけ」と大リーグ公式サイトでコメントしている。