米大リーグ選手会のクラーク専務理事が23日、フロリダ州サラソタのオリオールズのキャンプ地で、2020年東京五輪で競技復帰する野球に大リーグ選手の参加は難しいとの見解を示した。AP通信が報じた。

 東京五輪の開催期間は大リーグのシーズンと重なる。同専務理事は「対話を閉ざすわけではない。どこに着地するかは分からない」としつつも「日程の問題があり、大リーガーが出場するには相当な努力がいる」と語った。

 野球が最後に実施された08年北京五輪で、日本はトップ選手が参加したものの大リーガーは参加せず、米国代表はマイナー選手中心だった。