ヤンキース田中将大投手(28)がタイガース戦に登板し、2回を無安打無失点だった。

 昨季28本塁打をマークした1回先頭のキンズラーに対し、初球のストレートがいきなり高めに浮きバックネットに直撃する暴投となったが、その後は安定。三塁の捕球失策でキンズラーが出塁した後、2番インファンテを遊撃併殺打に打ち取り、3番カステラノスを空振り三振に切って取った。2回も先頭アップトンを遊ゴロ、5番モヤを空振り三振、最後マキャンを三ゴロに仕留め、そこで降板。2回まで25球を投げ無安打、無失点、2三振と、危なげないオープン戦初戦となった。

 田中は「いろんなボール試せたんで、現時点で感触は悪くないかなと思います。(初球は)すっぽ抜けたのかな、自分でもよく分からないです」と話した。