ヤンキース田中将大投手(28)がタイガース戦でオープン戦6度目の登板を行い、5回を3安打2失点だった。

 1回先頭に左前打、2番プレスリーに左中間への二塁打で1失点、さらに内野手の失策、サンチェス捕手の送球エラーの間に追加点を与え、前回まで続いていたオープン戦5試合連続無失点の記録は途切れた。しかし2回、3回はいずれも走者を出した状況でゲッツーに打ち取るなど徐々に立て直し、4回、5回は簡単に3者凡退で終えた。5回、71球を投げ、3安打2失点(自責1)、2四球、6三振でオープン戦初黒星(3勝1敗)を喫した。オープン戦登板はこれが最後となり、6試合で防御率は0・38だった。

 田中は「クリーンヒットは2番バッターだけだったので。いつものアプローチは替えないで、ストライクゾーンで積極的に相手を攻めていく、そういう姿勢はしっかり持って、初回以降は投げられたかなと思います」と話した。