オリオールズとマイナー契約を結び、マイナーキャンプに参加していた大家友和投手(41)が契約を解除されたことが28日、関係者の話で明らかになった。

 既にキャンプを離れている大家は滞在先で取材に応じ「今回のチャレンジに、家族を含めたくさんの人が協力してくれました」と感謝しつつ「マイナーのオープン戦でそれなりに結果を残せたし、悔いはない」とさばさばした表情だった。今後の進路は未定だとしながら「生涯、野球というスポーツから離れることはないと思う」と語った。

 大家は京都成章高から1994年にプロ野球横浜(現DeNA)入り。99年からレッドソックス、エクスポズ(現ナショナルズ)など2009年まで大リーグでプレーし、通算51勝を挙げた。10年に横浜に復帰し、自由契約となった後はナックルボールを武器にメジャー復帰を目指していた。