レンジャーズ・ダルビッシュ有投手が、インディアンス戦でメジャー在籍6年目で初となる開幕投手を務めた。

 6回1/3、98球を投げ、4安打4失点、1本塁打、4奪三振5四球で勝ち投手の権利を持って降板したが、8回に味方が5-5と追い付かれ、今季初白星を逃した。チームは9回表に勝ち越し点を奪われ、5-8で敗れた。

 1、2回を無安打無失点の好調な立ち上がり。3回表に犠飛で1点を失い、1-1の同点となった。しかしその裏、レンジャーズ・ゴメスが勝ち越しのソロ本塁打、さらにオドールが2打席連発の3ランを放ち、5-1とダルビッシュを援護した。

 ダルビッシュは4回表、5番ラミレスに2ランを浴び、5-3となった。5回には味方のエラーと連続四球で無死満塁のピンチを迎えたが、後続を投ゴロ併殺などに打ち取って粘りの投球を見せた。

 7回に二塁打を許し、1死三塁から暴投振り逃げで1失点。ダルビッシュはここで勝ち投手の権利を持って降板。8回に2番手のブッシュがインディアンス・エンカルナシオンに同点弾を浴びて5-5となり、ダルビッシュの勝利はならなかった。9回にインディアンス9番アルモンテが勝ち越し適時打を放つなど、レンジャーズは5-8で敗れた。