レンジャーズ・ダルビッシュ有投手(30)が、6回4安打1失点3四球5奪三振と好投したものの、打線の援護がなく、今季初黒星を喫した。

 初回から毎回走者を許しながらも、決定打を許さず、5回までは無失点に封じた。

 両軍無得点で迎えた6回表無死死二、三塁から、一ゴロで1アウトを取った後、続く打者の二塁ゴロの間に1点を許した。

 後続を抑え、追加点は防いだが、0-1とリードされた状況で交代した。

 球数は97球。

 最速は時速97マイル(約156キロ)。

 レ軍は、ア軍先発グレーブマンの前に6回まで無安打に抑えられ、7回にソロ本塁打で1点を返すのがやっとだった。

 打線の援護がなかったことについて、試合後のダルビッシュは「味方がすごく打ってる時に、僕が打たれて負けることもある。うまいことかみ合わないだけ。自分たちも毎回抑えられるわけじゃない。ちゃんと野手をリスペクトしています」と、淡々と振り返っていた。