ヤンキース田中将大投手(28)がカージナルス戦で今季3度目のマウンドに上がり、7回途中まで3失点で今季初勝利を挙げた。

 1回1死一塁から3番カーペンターに2ラン本塁打を浴び不安な立ち上がりだったが、2回以降は立て直し、6回までは追加点を許さなかった。だが7回先頭に内野安打、1死一塁で四球を与え、1死一、二塁から適時二塁打を浴びて3点目を献上した後、1点リードの状況で降板した。6回1/3、103球を投げ、5安打2四球、5三振で3失点だった。

 チームは勝利の継投で1点リードを守りきり、5連勝となった。

 田中は「ホームランと最後のタイムリーはいい当たりをされましたけど、それ以外は…。そういうところでも踏ん張りたかったんですけど、次に向けて、きれいに打たれたのはその2本だけだったので、プラスにとらえて次にいきたいかなと思います」と振り返った。