米NBC電子版は20日(日本時間21日)、韓国からの「逆輸入選手」で今季15試合に出場し、打率4割1分5厘、8本塁打、14打点(20日現在)と活躍しているブルワーズのエリク・テムズ内野手(30)についての記事を掲載。

 カブスのジョン・ラッキー投手(38)らが、同内野手のPED(運動能力向上薬物)使用を疑っていると報じた。

 記事によるとテムズに疑惑の目を向けているのはラッキーと、カ軍のクリス・ボジオ投手コーチ。

 ラッキーはテムズに本塁打を打たれ、3-6で敗れた17日の試合後、本塁打についての質問を投げかけた記者に対し、意味ありげなウインクをしながら「不思議に思ってしまう一打だよね」と返答。

 同様にボジオ投手コーチも地元シカゴのラジオ番組で「だれもこの選手について知らない。以前、米国にいた時と体が変わっている」などと話しているという。

 ただテムズは17日の試合後にドーピングテストを受けており、結果が注目される。