ドジャース前田健太はこの日のパドレス戦もノーワインドアップ投球。

 6連続三振を奪うなど序盤は好投を見せた。だが「無駄なボール球も多かったし、6回を投げきれなかったのは悔いが残る」。6回の先頭に四球を与えると87球で降板となった。ロバーツ監督は「ケンタはもっとアグレッシブになれた。6回にストレートの四球を出したので、左打者が続くため、他の投手を使うことにした」と説明した。結局5回0/3を3安打2失点(自責1)で3勝目はおあずけ。それでも「(カットボールは)カウントが悪い時でも、ピンチの時でも、サインが出れば自信を持って投げられるボールにはなってきている」と手応えもあった。