マリナーズは右肩の炎症で10日間の故障者リスト(DL)に入っている岩隈久志投手(36)が精密検査を受けた結果、4~6週間離脱する見通しとなったと発表した。

 14年に右手中指、15年には広背筋を痛めてDL入り。右肩が原因となったのは今回が初めてだが、右肩は渡米前から不安を抱え、12年に楽天からマリナーズに移籍した際にも、前年に右肩痛で離脱したことで評価を低く抑えられた経緯がある。今季は6試合に先発し、0勝2敗、防御率4・35。速球の状態について「そんなに良くはない」と話していた。サービス監督は球団公式サイトで「驚きだ。そこまで長くなるとは思っていなかった」と述べ、最短での復帰には慎重な見解も示した。