レンジャーズのダルビッシュ有投手(30)が敵地でのブルージェイズ戦に先発し、6回を3失点と今季8度目のQS(クウォリティ・スタート)を達成したが3敗目(5勝)を喫した。

 1回は先頭ピラーにいきなり死球をぶつけ、球審の厳しいストライク判定にも苦しめられたが、3回まで相手を無安打に抑えた。4回1死から4番モラレスにこの日初被安打となる二塁打を許したが、2死一、三塁のピンチも脱出。だが5回、3番バティスタに初球のスライダーをとらえられて3ラン本塁打を浴び、6回を5安打、5四死球、4三振で3失点(自責3)だった。

 チームは相手先発右腕エストラダを打ち崩せず、これで5連敗となった。

 ダルビッシュはバティスタへの1球について「その前の打席で結構スライダーとカーブにすごい反応してたので。頭をこう引いて、インコースを意識しているのかなと思って、最初スライダーで大丈夫だろうということで投げたんですけど、うまいこと打たれました」と話した。