マリナーズ戦に先発したヤンキース田中は、6回7安打4失点で勝敗は付かなかった。

 3回、2本のソロ本塁打で逆転され、さらに安打を許し一挙4失点。4回以降は9者連続凡退と立ち直り、97球で交代した。「取られた点はかえってこないので、何とか粘っていこうという気持ちでした」。その後、打線が同点に追い付き、田中の黒星は消えた。26被本塁打は、2015年の25本を上回る自己最多で、今季メジャー最多タイ。「どうしてこうなっているか、分かっている部分はあります」と冷静に話した。試合は、ヤ軍が延長10回、サヨナラ負けを喫した。(シアトル=四竈衛)