レンジャーズのダルビッシュ有投手(30)が3回2/3を9安打、自己ワーストの10失点と打ち込まれ、9敗目(6勝)を喫した。

 初回、1番ゴードンに先頭打者本塁打、3番イエリチにもソロ本塁打を浴び、2点を先制された。

 2、3回は無失点と、落ち着いたと思われた。

 ところが、4回につかまった。無死一、三塁からイチローに右中間へ適時二塁打を浴び、一気に崩れた。その後、2死までこぎつけたものの、打者一巡後、満塁から4番オズナに走者一掃の三塁打。1-9となったところで交代した。

 その後、救援投手が三塁走者をかえしたため、10失点となった。

 球数は71球。

 防御率は4・01。

 2014年以来、3年ぶりの対戦となったイチローとの第1打席は、遊ゴロだった。

 試合後は「3回までは、自分としては悪くなかったですし、むしろ今日もいいかなと思ってました。ただ、4回からは甘いところを打たれるのが続いて、ああいう感じになったと思います」と、冷静に振り返った。

 試合は、レンジャーズが大敗し、借金「3」となった。