ヤンキースとメッツによる注目の交流戦「サブウエーシリーズ」今季初戦が行われ、ヤンキースが接戦を制し先勝した。

 ヤンキースはこの日、ローテ通りなら田中将大投手(28)が登板予定だったが故障者リスト入りしているため、代わってマイナーから昇格した若手右腕セサが先発し、4回1/3を5安打、2失点で負傷交代した。投手陣に故障者が続出する苦しい状況だが、打撃陣が奮起。大型新人ジャッジがア・リーグ最多の今季36号ソロ、故障から復帰したばかりのヒックスが12号ソロ、サンチェス捕手が20号ソロを放ち、勝利した。3人はそろってこれがメジャー通算40号で、ヤンキースで2選手以上が同じ試合で40号をマークするのはこれが球団史上2度目となった。

 チームはこれでア・リーグ東地区首位のレッドソックスと4・5ゲーム差の2位となった。ジラルディ監督は「我々はこの試合を勝つことが必要だった」と勝利を喜んだ。