マーリンズ田沢純一投手(31)が、日本人メジャーとして初の5年連続50試合登板を達成した。

 6-3と3点リードで迎えた6回表2死一塁の場面で救援。不運な安打と四球で満塁となったが、最後は1番ペレスを右飛に仕留めてピンチを脱した。

 投球成績は、1/3回を1安打無失点1四球。4試合連続無失点となった。

 2009年、レッドソックスでメジャーデビューした田沢は、10年の右肘手術を経て、12年からメジャーに定着。13年に71試合に登板して以来、セットアッパーとして安定した投球を続けてきた。

 試合後は、記録について「あまりそこ(記録)に意識はなく、まだシーズン残ってますし、1試合1試合を積み重ねて、少しでも多くこのメジャーのマウンドで投げられたらいいと思います。支えてくれた人に感謝したいです」と、淡々と振り返った。

 試合は、マ軍が快勝し、連敗を「6」で止めた。