ここまで10シーズンで287試合に先発し、1900回以上を投げてきたエース左腕クレイトン・カーショー(29)が、フィリーズ戦で初めて満塁本塁打を喫した。

 2点リードの6回裏2死満塁。カウント1-1から真ん中高めに入っ87・9マイル(約141キロ)スライダーを相手5番アルテールに左翼2階席まで運ばれた。

 結局ド軍は3-4で惜敗。カーショーは「リードをふいにしてしまった」と悔しがった。

 フ軍はカーショーに対して5勝3敗。同投手を相手に勝ち越しているのはフ軍、パイレーツ(3勝2敗)レンジャーズ(1勝)の3球団だけ。