ヤンキースが、アストロズとのリーグ優勝決定シリーズ第3戦に快勝し、1勝2敗とした。

 沈黙していた打線がこの日は爆発した。2回2死一、二塁で8番フレージャーが3ラン、4回には9番指名打者のヘッドリーがこのポストシーズンではチームのDH初安打となる適時打を放ち、2死一、二塁で2番ジャッジがポストシーズン2号となる3ランを放った。

 投手陣もベテラン左腕サバシアが6回をわずか3安打、無失点と好投し、強力アストロズ打線を1点に抑えた。サバシアはチームが敗戦した良く試合の登板では今季10勝0敗、防御率1・69と完璧なストッパー役を果たしている。

 ヤンキースはこれで第5戦まで持ち込むことを確実とし、田中将大投手(28)が第5戦で今シリーズ2度目の先発マウンドに上がることが決まった。

 ジラルディ監督は「我々は一番の適任者をこの日の先発マウンド送ったと思う。CC(サバシア)は本当に見事な投球をしてくれた」と話した。