ドジャースが、ダルで「王手」-。ナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦は、ド軍がカブスに3戦連続の逆転劇で3連勝を飾り、1988年以来29年ぶりのワールドシリーズ出場にあと1勝とした。先発ダルビッシュ有投手(31)が7回途中まで6安打1失点1四球7奪三振と好投。今ポストシーズン2勝目を挙げた。

 ◆ダルビッシュがポストシーズン(PS)2勝目。日本人投手が1シーズンでPS2勝は、07年松坂(レッドソックス)08年黒田(ドジャース)今年の前田(同)に続き4人目。

 ◆ダルビッシュが押し出し四球で打点。日本人投手のPSでの打点は、07年松坂がロッキーズとのワールドシリーズ<3>戦で2点適時安打を放って以来、10年ぶり2度目。ダルビッシュの打点は日本ハム時代の08年6月17日広島戦(同点二塁打)、レンジャーズ時代の16年8月24日レッズ戦(ソロ本塁打)に次ぎ日米通算3度目。満塁での打席は日米を通じて初めてだった。