ヤンキースはあと1勝が遠かった。

 本拠地3連勝後に敵地で2連敗。プレーオフ進出の原動力となった打線が3安打に抑えられた。1点を追う5回1死一、三塁では内野ゴロで本塁を狙った三塁走者が憤死。直後に3失点し流れを手放した。若手が多いチームは重圧の中で力を発揮し切れず、この日無安打の主砲ジャッジは「満足はしていない。来季への戦いはすぐに始まる」。今季が契約最終年のジラルディ監督は「選手がここまで成し遂げたことをとても誇りに思う」と話した。