大リーグ公式サイトは17日、米移籍を目指す日本ハム大谷翔平投手(23)の移籍先としてヤンキースが最有力候補に挙がっていると伝えた。MLB公式番組などを配信する「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマン記者は「現在(大谷争奪戦で)ヤンキースと争っているチームは、ヤ軍が圧倒的な大本命であるとの見方をしている」と、関係者の間でも有力視されているとリポート。ナ・リーグ所属球団の幹部が「どう考えてもヤンキースが最有力」とコメントしたことも伝えた。ヤ軍の強みは世界的人気とブランド力で、ア・リーグはDH制のため打席に立つ機会が増えることも有利という。

 他にもドジャース、マリナーズ、レンジャーズなどが獲得候補に挙げられている。その中でもド軍はヤ軍と同じく日本で高い人気と評判を誇り、有力候補の1つだという。過去にマ軍はイチロー、レ軍はダルビッシュと契約を結んだが、東西を代表する2チームはこれまで松井秀喜氏や野茂英雄氏ら日本選手との契約で成功を収め、アドバンテージになると伝えている。