ヤンキースは11日、今季ナ・リーグ本塁打王のジアンカルロ・スタントン外野手(28)をマーリンズからトレードで獲得したと正式発表した。この日からフロリダ州で始まったウインターミーティングの会場で記者会見を行う。

 スタントンは今季59本塁打、132打点で2冠に輝き、自身初となるMVPを獲得。メジャー8年で打率2割6分8厘、267本塁打、672打点をマークした。

 スタントンとの交換で、マーリンズにはスターリン・カストロ内野手(27)とマイナー2選手が移籍する。

 マーリンズは今オフ、元ヤンキースのデレク・ジーター氏(43)が新オーナーグループの一員として編成の実権を握り、大幅な総年俸カットを進めている。スタントンは2020年終了後に契約解除の権利を持っているものの2028年まで契約が残っており、来季の年俸は2500万ドル(約28億8000万円)となっている。