米大リーグで球団幹部や代理人らが一堂に会するウインターミーティングが13日、フロリダ州レークブエナビスタで行われ、エンゼルスのソーシア監督は右肘の内側側副靱帯(じんたい)損傷が報じられた大谷翔平投手について「心配はない。(来年2月からの)春季キャンプで何一つ制限をかけることはない」と話し、軽症でプレーに影響はないとの認識を示した。

 エプラー・ゼネラルマネジャーによると、大谷は10月に自身から採取した血小板を使い、組織の修復や再生を図る「PRP注射」による治療を右肘に受けた。同時期には右足首の手術も受け、現在はリハビリに取り組んでいる。

 アリゾナ州テンピで行われるエンゼルスの春季キャンプでは、大谷はバッテリー組として2月14日から始動する。投打の「二刀流」での調整に、ソーシア監督は「基本的なメニューは他の選手と同じになる。どういうルーティンでやってきたのか、本人からも情報を集め始めているし、大谷仕様のプログラムを作りたい」と語った。