フィリーズが、「ピアノマン」などで知られる人気歌手のビリー・ジョエル(68)と“契約”を結んだと18日、球団公式サイトなどが伝えた。ジョエルはニューヨーク出身だが、フィラデルフィアにあるフィリーズの本拠地シチズンズバンクパークで毎年コンサートを行っており、今年は7月27日に開催されることが決定。これで5年連続7度目となり、球団によると同スタジアムでアーティストが5年連続でコンサートを行うのは初めて。これを記念しての契約で、記者会見したクレンタックGMは「私が知っている限り、フィリーズがロックの殿堂入り歌手と契約するのは初めて。4年連続でチケット完売を記録しており、彼以上にふさわしい人物はいないよ」と話した。

 会見には、元巨人のゲーブ・キャプラー新監督も出席。名前の「JOEL」と背番号「5」が入ったユニホームが公開された。